パワースポットといえば、まっさきに神社が思い浮かぶ人多いのではないでしょうか?
確かに、神社は元々、エネルギーの高い場所を選んで建てられていますし、常に掃除や手入れが行き届いて気持ちの良い場所です。
ところが、wikipediaによるとパワースポットの定義はもっと広い意味で使われています。
パワースポットとは、地球に点在する特別な”場”のこと。
エネルギースポット、気場とも言う。
たとえば、海外で言えば、アメリカのセドナや、オーストラリアのグレートバリアリーフ、ボリビアのウユニ湖、フランスのルルドの泉など、自然がおりなすエネルギースポットのこともパワースポットと呼ばれています。
神社にかかわらず、自然のエネルギースポットに身をおくだけでも、ココロとカラダをデトックスすることができます。
パワースポットには、高いエネルギーが充満しています。
そのエネルギーのシャワーを浴びることで、あなたの心や身体の力が活性化するのは間違いありません。
(瞑想家 上田サトシ著「パワースポットのつくりかた」より)
ということで、この記事では、ココロとカラダのエステティシャンHIROKOが独断と偏見で選んだ日本の自然のパワースポットベスト5を挙げていきたいと思います。
日本の大自然パワースポット①富士山
自然のパワースポットNo.1は、なんといっても、日本が世界に誇る霊峰、富士山ではないでしょうか?
富士山は2013年に世界文化遺産に登録されました。
単なる自然遺産としてではなく、「信仰の対象と、芸術の源泉」として、認められたのです。
古くから、噴火を繰り返してきた富士山は、恐れられると同時に、神が宿る場所として山そのものが神聖化されてきたのです。
こうして、昔から、遠くから富士山を拝む「遥拝」(ようはい)や、富士山に登る「登拝」(とうはい)が行われるようになりました。
富士山の姿は、江戸時代の浮世絵にもよく登場します。
葛飾北斎の「凱風快晴(富獄三十六景)」や、歌川広重の「東海道五十三次」は世界的に有名ですよね。
また、世界的にも有名な印象派の画家ゴッホやモネらは、この浮世絵に多大な影響を受けたと言われています。
これらの理由から、富士山は「信仰の対象」と「芸術の源泉」として、世界文化遺産に選ばれたのです。
私は、富士山に関しては、もっぱら「遥拝」派です。
新幹線の車窓から富士山が見えたらなぜか嬉しくなるのは私だけでしょうか?
また、神戸と東京間を飛行機で移動する時は、必ず富士山が見える窓側の席を選ぶようにしています。
富士山は飛行機から離れて見ても、神々しい気持ちになります。
これは、2019年1月に撮影したもの。
思わず、「あたまを雲の上にだし〜」の富士山の歌詞があまたをよぎります。
日本の大自然パワースポット②室堂(立山)
富士山に続き、自然のパワースポットに選んだのは、立山の室堂。
室堂とは、元々、修験者が祈祷したり宿泊したりするお堂のことを言うのですが、立山の室堂はそれがそのまま地名に使われています。
このあたり一帯がパワースポットといえるでしょう。
富山県にある立山は日本の北アルプスと言われる飛騨山脈に位置しています。
立山の高さは、3015メートルと日本の山の中での高さは20位です。
立山に登る拠点地となる室堂は、標高2450メートル。
ここにあるバス停は、日本一標高の高い場所にあるバス停といえます。
毎年4月上旬から11月下旬にかけて行くことができます。
写真は、3年前のゴールデンウィーク開けに行った時のもので、まだ雪が沢山ありました。
雪の大谷(うっすらと見えるのが立山)↓↓↓
2021年は、立山黒部アルペンルート全線開通50周年にあたります。
雪の大谷メモリアルウォークは4月15日から6月22日。
ホテル立山に宿泊するとご来光ツアーというのがありまして早朝にトロリーバスから大観峰までトロリーバスに乗って、後立山連峰から日の出を見ることが出来ます。
大観峰から戻ってきても、室堂平はまだ日の出前。ホテルのわきから、みくりが池方面まで歩くと室堂のご来光がまた拝めます。
運がよければ、雷鳥を見つけることができるかも。
残念ながらこのときは、雷鳥を見つけることは出来ませんでした。
詳しくは黒部アルペンルート公式HPへどうぞ
日本の大自然パワースポット③鳴門の渦潮
富士山、立山に続いて、今度は海のパワースポットです。
鳴門の渦潮が見れる場所は、兵庫県の淡路島と徳島県の鳴門市を結ぶ鳴門海峡。
鳴門海峡は、イタリア半島とシシリー島のメッシーナ海峡、北アメリカ西岸とバンクーバー島東岸のセイモア海峡とならんで世界三大潮流と呼ばれています。
中でも、鳴門海峡の渦潮は、その大きさでは世界一。
最大20メートル級の渦潮が見られます。
観潮船が大きい渦の中に入りました。
(写真は2020年10月撮影)
観潮船に乗ると間近で渦潮を見ることができます。
平成26年(2017年)、鳴門の渦潮を世界遺産に登録しようとする兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進評議会なるものが設置されました。
兵庫県側は、鳴門の渦潮の自然分野を、徳島県側は、学術分野での役割分担があるそうです。
世界遺産の中でも、自然遺産としての登録はなかなか難しいそうですが、鳴門の渦潮が世界遺産に登録される日が近いかも知れません。
兵庫県民としては、姫路城に続く世界遺産として、期待しています。
日本の大自然パワースポット④大神島(宮古島)
鳴門の渦潮に続く海のパワースポットに選んだのは、沖縄県の宮古島。
宮古島は、沖縄本当よりおよそ297キロメートル南西、石垣島よりおよそ140キロメートル東北東に位置しています。
(宮古島東平安名崎にある地図)
毎年、4月には、トライアスロン大会が開催される宮古島。
今年は去年から続くコロナウィルス感染対策のため、延期となりました。
4月18日に、バーチャルトライアスロンが開催されるようです。
そのトライアスロンの出発地点となるのが、東洋一美しいと言われる「与那覇前浜ビーチ」。
全長7キロにもおよびます。
来間島竜宮展望台より与那覇前浜ビーチを眺める(2018年2月撮影)
島全体がサンゴ礁でできていて、一番高い横竹山地で114メートルといいます。
宮古島は、伊良部島、池間島、来間島とそれぞれ、橋で繋がっていますので、簡単に、島と島の間を行き来することが可能です。
宮古諸島で海のミネラルを沢山含んだ空気を吸えば、きっと元気になれるはず。
宮古諸島全体がパワースポットと言えますが、中でもすごいパワースポットだなと思ったのは、その名も「大神島」。
昔から、神の宿る島として大切に崇められてきたようです。
初回、宮古島に行った際、池間島に渡る橋の手前で、チェックしていました。
2回目に行く際、前回から気になっていたこの大神島へと行ってみました。
大神島へは、宮古島北部の島尻漁港からフェリー(約15分)で向かいます。
周囲約2.75キロメートルの小さな島に遠見台という360度見渡せる場所があります。
そこから見下ろすと、面白い形の岩が見れました。
大神島の島民は約20名。
神の宿る島と言われるだけあって、神祭行事のある日は、外部の人間は立ち入り禁止だそうです。
2020年の10月に、神戸空港と下地島空港間にスカイマークが就航しました。
神戸方面から宮古諸島へ行く場合、アクセスが良くなったので、次回、行く際は、下地島空港を利用しようかと思っています。
(下地島空港17end 2018年2月撮影)
日本の大自然パワースポット⑤六甲山
自然のパワースポット、最後は、地元六甲山です。
六甲山は古くから、山岳修行の場とされてきました。
奈良時代から行場であった六甲山麓ですが、平安時代、摩耶山に空海が天上寺を建立したという伝説もあります。
六甲山麓には、六甲比命神社をはじめ、多くの神社もありますが、ここでは、自然パワースポットということで、六甲比命神社にほど近い、六甲山アスレチックパークGREENIAを選びました。
六甲山アスレチックパークGREENIAは、旧六甲カンツリーハウスと旧六甲山フィールドアスレチックが、今年2021年4月3日にリニューアルオープンさせた、日本最大級のフィールドアスレチックです。
ちょうど、去年の六甲山ミーツ・アート開催時に、六甲カンツリーハウスに行った時の建設中の写真を見つけました。
写真中央に見えるオブジェは、六甲枝垂れです。
六甲山のエネルギーを受けて、大人も子供も楽しめるGREENIAで、身体を動かして、ココロとカラダのデトックスができますね。
お家をパワースポット化する
いろいろと、自然のパワースポットをご紹介してきましたが、頻繁にパワースポットに行けるわけではありません。
外に求めるだけでなく、自宅のパワースポット化を日々実践中です。
基本は断捨離と掃除です。
今の自宅に住んで24年、捨てるに捨てれなかったものが沢山ありました。
不要なものを処分して、家の中の空きスペースを増やすと同時に、気持ちの良い空間に。
まずは、物を買わない、増やさない、目指せミニマリストです。
そして何より、拭き掃除が、けっこういい運動になります。
掃除をして、汗をかいたら、バスソルト入りのお風呂に入る。
これが一番のココロとカラダのデトックスになっています。
そして、最終目標は
ココロとカラダのエステティシャン HIROKO
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