美容は健康の先にあります。
美しい肌を作るためには健康なカラダ作りが大切。
「病は気から」という言葉があるように、ココロの問題がカラダに影響を与えることは、昔から良く言われていること。
「うつ」や「イライラ」「無気力」といったココロの問題も、実はカラダの不調に端を発しているケースも少なく有りません。もっと言うならば、ほとんどのケースで腸が少なからず、関係しています。
心とカラダのあらゆる問題は腸に通ずる幸せホルモン「セロトニン」の9割は腸で作られる
カラダのデトックスの75%は腸が関係している
腸内細菌を味方につける食事
腸には100兆個の細菌が存在する
私達の腸は広げるとテニスコート1面分あると言われています。
その広い腸内環境を左右するのが100兆個もあるという腸内細菌。
腸内細菌は大きく3種類に分けることが出来ます。
「善玉菌」2割
「悪玉菌」1割
「日和見菌」7割
腸内細菌の7割を占める「日和見菌」は、優勢な方に味方をするので、「善玉菌」と「悪玉菌」のバランスが崩れると一気に腸内細菌のバランスが崩れて、カラダに様々な弊害が生じます。
世界の中でも長寿国日本・その腸内細菌と食生活に注目してみる
日本の平均寿命は、男性81.9歳、女性87.26歳(厚生労働省「平成29年簡易生命表」)と、世界でもトップクラスです。
ある研究グループによる日本を含む、世界12カ国の腸内細菌を調査したデータがあります。
長寿大国日本人の腸内細菌における4つの特徴
①炭水化物やアミノ酸代謝の機能が高い
②ビフィズス菌が多く古細菌が少ない
③水素を酢酸生成に消費
④海藻を分解する酵素が多い
健康な腸になる食品BEST5
①発酵食品:善玉菌を刺激して腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化
②水溶性食物繊維:腸内環境のバランスを整える
③不溶性食物繊維:腸のぜんどう運動を活性化します
④オリゴ糖:ビフィズス菌などの乳酸菌のエサになる
⑤EPA・DHA:腸の炎症を鎮め腸内環境を良くする。排便時の潤滑油となる
美肌の秘訣は長寿の秘訣と同じ!
冒頭で、美容は健康の先にあると言いました。
ということは美肌の秘訣は長寿の秘訣と同じだといえます。
私の父は58歳で亡くなりましたが、祖父は98歳の大往生でした。(祖父は父が亡くなる2週間前に大往生しました)
祖父の長寿の秘訣をひもとくと、おのずと美肌の秘訣もわかります。
長寿の秘訣その1・食事は腹8分目
長生きした祖父は、健康オタク。
食事の後は、必ずお腹をポンポンたたいて「腹八分目」と言うのが口癖でした。
一方、58歳の肺がんで亡くなった父は、亡くなる3年前までの約40年間は、タバコを一日2箱吸うほどのヘビースモーカー。喫煙による活性酸素は身体をサビさせます。
禁煙してからの反動で、ストレス倍増。口さみしさから、食生活に偏りが出ていたかと思います。禁煙によるストレスで活性酸素も倍増。
長寿の秘訣その2・散歩
98歳まで長生きした祖父は、亡くなる1年前はさすがに寝たきりになっていましたが、それまでは、毎日、散歩をしていました。
歩くことは、腸の蠕動(ぜんどう)運動に大きく影響します。
長寿の秘訣その3・プラス思考の口癖(ココロ)
58歳で肺がんで亡くなった父の口癖は「ボケて長生きしてもしかたがない」でした。
一方、98歳で大往生した祖父の口癖は「わしゃ100まで生きる」でした。
きっと、腸内環境が良かったのでしょうね。
プラス思考の口癖(ココロ)
↓
潜在意識が変わる
↓
行動(散歩などの運動)が変わる
↓
習慣(食生活)が変わる
↓
カラダ(腸と肌)が変わる
↓
運命が変わる(未来が変わる)
ココロとカラダのエステティシャン HIROKO
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